2010年11月12日金曜日

笹子恭男(ささご やすお)個展

笹子恭男の個展を全新作にて開催いたします。
会場:Gallery Kozuka、Space White
会期:11月8日 (月) 〜 13日 (土)

笹子恭男、紙に顔料、60x45x5 (cm)、2010年

色は必ず他の色と関係性があります。
と、いうよりもでてきてしまうものです。
絵画の上に置かれる色は隣り合う、
もしくは重なり合う色で生き死にを決められます。
色自身からしてみれば、色と色の出会いはまさに運命と言えるのではないでしょうか。
(さらに完成した作品がどこに飾られるかによっても、運命がかわるかもしれませんが。)

笹子恭男はひとつひとつの作品上で物語を作り上げています。
色たちの辿る運命を見守り、翻弄する。しかし、
その後の彼らの物語の最後を決めるのは皆様かもしれません。

「色と色」の物語を垣間みることができます。

笹子恭男 展、どうぞご覧ください。

一右衛門(わんえもん) 個展

一右衛門の個展を全新作にて開催いたします。
会場:Gallery Kozuka、SpaceGray
会期:11月1日 (月) 〜 13日 (土)

一右衛門、(上段)「ウオー!」(下段)「歓喜」、
木製パネル、布、墨、朱墨、各33.3x24.2(cm)、2010年


10年以上の間、バレーボール一筋に描き続けています。
選手の気持ちの高ぶり、歓声、試合の臨場感を
体感できる個展となっています。
試合中にコートへ入ってしまったかと思うほどです。。。
なにより一右衛門氏のバレーボールへの愛と尊敬が表れている展示です。

一右衛門展、Gallery Kozuka、Space Gray、2010年、展示風景

バレーボール好きの方には是非ご覧いただきたいです。
そうでない方も、本展の後にはバレーボール愛好会となってしまいます。

代表作品、バイオグラフィー等を
ご覧いただくことができます。

一右衛門 展、どうぞご高覧ください。


2010年10月9日土曜日

大森準平(おおもり じゅんぺい)個展

大森準平の個展を全新作にて開催いたします。
会場:Gallery Kozuka、SpaceGray
会期:10月4日 (月) 〜 16日 (土)

大森準平 展、Gallery Kozuka、 Space White、2010、展示風景


大森準平と言えば「黒陶(こくとう)」の作品と
思ってくださる方が多いかと思います。
装飾を最低限に留めたシンプルな見た目と
黒陶の黒一色が緊張感を生み、鋭い存在感を出しています。

本展の新作は、黒陶の作品とは真逆にあるかもしれません。
装飾性の高い縄文式土器のなかで
一番華やかと言われる火焔(かえん)土器のような造形となっています。
また色は、目にも鮮やかでマットな質感の黄色や青色などが使用されています。

これまでの作品制作では、「生命」がコンセプトの一つにありました。
新作においても見た目に垣間見え、
密かに遊び心のある作品となっております。

Space Yellowにて展示しております埴輪を思わせる作品たちには
愛らしい名前も付いています。
(個々の作品の写真、タイトル等の詳細は、
Gallery Kozukaのホームページにてご覧下さい。)

大森準平 展、Gallery Kozuka、 Space Yellow、2010、展示風景


東京店 Marie Gallery (マリー ギャラリー)では
黒陶の作品を展示いたしております。
是非お立ち寄り下さい。


代表作品、バイオグラフィー等を
ご覧いただくことができます。

大森準平 展、どうぞご高覧ください。

2010年10月8日金曜日

松永久彦(まつなが ひさひこ) 個展 「残影」

松永久彦の個展を全新作、新シリーズにて開催いたします。
会場:Gallery Kozuka、SpaceGray
会期:10月4日 (月) 〜 16日 (土)


松永久彦 展、Gallery Kozuka、 Space Gray、2010、展示風景


新シリーズは「残影」と題されています。

思い出は実体験の後に残るものですが、
その思い出の方が鮮明でより強いイメージとして
残ることがあります。
また、細かいことは忘れても、
体験したという事実だけを
ぼんやりと覚えていたりします。

幼かった頃の思い出のなかには
たくさんの時間を一緒に過ごしたおもちゃがあります。

本展では、新シリーズ「残影」の
おもちゃをテーマとした作品をご覧いただきます。
ものの形と見え方に対する姿勢はそのままに、
加えてものの内包している意味を探ります。

東京店 Marie Gallery (マリー ギャラリー)では
スピードシリーズ等の作品を展示いたしております。
是非お立ち寄り下さい。


過去のシリーズ、代表作品、バイオグラフィー等を
ご覧いただくことができます。


松永久彦 展、どうぞご高覧ください。

2010年9月18日土曜日

亀谷光路(かめや こうじ) 大個展

亀谷光路の大個展を、Gallery Kozukaの全館使用して開催いたします。
会期:9月13日 (月) 〜 25日 (土)


亀谷光路 展、 Gallery Kozuka, Space White、2010、展示風景



本展のテーマは「生活と神話」です。
日常のなかで時々遭遇するドラマチックでエモーショナルな場面。
いつもならただ何気ないことのはずが、ふとした拍子に
幻想的に美しく見えてしまうことがあります。

新作の大作4点を含め、日常生活に起こる非日常を捉えた作品を
Gallery Kozukaの全館(3室)使用しましてご覧いただきます。

これまでの代表的な作品や略歴をご覧頂くことができます。

ご高覧いただきますよう、宜しくお願い申し上げます。

2010年8月20日金曜日

Artist Index Nagoya:名古屋現代美術家作品集

海外には作家たちのアライアンスがあって普通ですが、
日本では聞きませんよね。

そして、密かに名古屋でそのようなものを作っています。。。
それが「Artist Index Nagoya」(略称:art758)です。
名古屋及び東海地区で在住、活動、発表をしている作家たちを
ファイリングしているサイトです。
作家の名前をあいうえお順(英語版はアルファベット順)のリストにして
掲載しています。各作家の名前を選択すると、その作家のサイトへと移動します。
そこでは代表作品の画像、作家略歴、テキストなどをご覧いただけます。
もっとナゴヤン作家の登録を増やして、
名古屋の現代美術を世界中にアピールできたらいいですね。

名古屋と画廊マップ

あいちトリエンナーレ、ついに開幕です。
名古屋に世界中から人が集まってきます。。。
The Great Midland Areaと呼ばれている名古屋、
世界の名古屋になってほしいと思います。
(弊社も東京店をだしましたが、それも名古屋の現代美術を盛り上げるためであって、
やはり名古屋が一番だと思っています。)

さて、折角なので名古屋の画廊について書いてみます。
現代美術の画廊は、皆様が思っているよりもたくさんあると思います。
あいちトリエンナーレ関係で名古屋の画廊マップが5つ程出ています。
美術系の雑誌や芸術批評誌で特集を組んでいただいていたり、いくつかの画廊が有志で出していたり。
そのなかでも、昔からあるものは「Nagoya Art News (東海の展覧会情報)」という
折りたたみ式の携帯できるマップです。
東海地区の画廊、美術館をほぼ網羅しており、
二ヶ月分の展覧会情報と地図が載っています。
(これに関しては、ウェブサイトよりも紙媒体の方が見やすいです。。。)
東海地区の画廊に行けば、必ずあると思います。
ただ、どのマップにも言えるのですが
すべての画廊が掲載されているわけではありません。
このマップにはあるけど、あちらにはないなど。。。
それが皆様には大変申し訳ないと思います。

名古屋の作家たちももちろんがんばっています。
是非、いろいろな画廊に出かけていただきたいです。

2010年6月22日火曜日

Mark Pulsford 個展 - Alchemy -

6月21日 (月)から26日 (土)まで、Mark Pulsfordの個展を
Gallery KozukaのSpace Whiteにて開催いたします。

Mark Pulsford氏は、New Zealand出身、在住の作家です。
パフォーマンス、ペインティング、映像インスタレーション等、
さまざまな表現方法を用いて精力的に展覧会を開催しています。
現職ではAUT (Auckland University of Technology) Universityの教授でもあり、
ここ10年間はモーションキャプチャーなどを含めて
デジタルデザインとテクノロジーデザインを教えています。
(奥様はNZでよく知られているパフォーマンスダンサー兼作家、
娘さんは映画「AVATAR」のCGアニメーションを担当しており、
息子さんは映画「The Load of the Ring」の
モーションキャプチャーのソフトを開発したそうです。。。)

本展覧会「Alchemy」では、"Monarch"、"Tracey"、"Chaos" の
3つの映像作品を上映しております。
全てにオリジナルの楽曲が流れており、指揮をEve De Castro Robinson、
演奏はAuckland Philharmonia、New Zealand Symphony Orchestraが担当しています。

この展覧会のテーマは「変化」です。
それを閃くきっかけとなったできごとがあったそうです。
昨年の夏に庭でスワンプラントを育てていて、
そこにはたくさんのモナークバタフライが集まっていました。
幼虫からさなぎになり、そして蝶になる変化を楽しんでいました。
しかしある日、誤ってその幼虫を一匹踏みつぶしてしまいました。
すると幼虫のなかからライムグリーンの液体が出てきて。。。。。
それを目の当たりにした時、
生き物とはなんて単純で、なんて不思議な変化ができるのだと
とても驚いたそうです。

"Monarch"は、ある人が他の人へ変化する、そんな能力を
錬金術を使って身につけた人の話です。

Video; Monarch,
Music; Other Echoes,
Composer; Eve de castor Robinson,
Performers; Jeantine Pulsford, Rachel Taylor,
Technical Advisor; Dr John Robertson,
Programme Leader Applied Sciences,
AUT University (Alchemist Lab)



"Tracey"は、人が信頼を築き、
そしてお互いに変化していくことを認めていくさまを表しています。

Video; Tracey
Music; Triple clarinet Concerto, First movement
Composer; Eve de castor Robinson
Choreorgrapher; TracyStretton,
Dancers; Annabelle Payne and Andries Mentz






"Chaos" は、人生における重大な変化の結果として表れた混沌をえがいています。

Video; Chaos,
Music; A Pink lit Phrase,
Composer; Eve De Castor Robinson
Performers; AUT University Digital Design Students







会場内にソファをご用意し、ゆっくり映像作品をご覧頂けます。
音楽も5.1chのスピーカーにてご堪能ください。

2010年5月10日月曜日

ご来場ありがとうございましたーArt Fair KYOTO

アートフェア京都へ、そして414号室のGallery Kozukaへご来場いただきました皆様、
誠にありがとうございました。

当ギャラリーの力いっぱいのラインナップ、いかがでしたでしょうか?
作家たち、私たち、共に邁進して参ります。
どうぞ今後とも宜しくお願い申し上げます。
アートフェア京都での展示作品、その他の作品について
価格、ご質問などございましたら、いつでもお問い合わせください。

以下、出品作家たちのGallery Kozukaでの
今後の個展予定等です。(展覧会の近い順)
6月半ばからは、当ギャラリーの東京店 Marie Galleryにても
順次ご覧頂く予定です。


近藤晃弘
(こんどう あきひろ)

個展:5月10日 (月) - 22日 (土)
   (ただいま開催中!)

オフィシャルサイト:
オンラインストア:コチラから
昨年の個展の様子:コチラから




■ 亀谷光路
(かめや こうじ)

個展:9月13日 (月) - 25日 (土)

オフィシャルサイト:
オンラインストア:コチラから
前回の個展の様子:コチラから



松永久彦
(まつなが ひさひこ)

個展:10月4日 (月) - 16日 (土)

オフィシャルサイト:
オンラインストア:コチラから   
                    昨年の個展の様子:コチラから

小谷浩士
(こたに ひろし)

2人展:8月30日 (月) - 9月11日 (土)

オフィシャルサイト:
オンラインストア:コチラから
昨年の個展の様子:コチラから








 鈴木淳夫
(すずき あつお)

2人展:8月30日 (月) - 9月11日 (土)

オフィシャルサイト:
オンラインストア:コチラから
今年の個展の様子:コチラから



清野祥一
(せいの しょういち)

2人展:8月30日 (月) - 9月11日 (土)

オフィシャルサイト:
オンラインストア:コチラから
昨年の個展の様子:コチラから



■ 三浦篤正
(みうら あつまさ)

2人展:8月30日 (月) - 9月11日 (土)

オフィシャルサイト:
オンラインストア:コチラから
前回の個展の様子:コチラから








松井憲作
(まつい けんさく)

オフィシャルサイト:
今年の個展の様子:コチラから









■ 中野克俊
(なかの かつとし)

オフィシャルサイト:
オンラインストア:コチラから
前回の個展の様子:コチラから

2010年4月30日金曜日

Gallery Kozuka with Art Fair KYOTO

ギャラリーコヅカ は アートフェア京都 へ参加いたします!
皆様のお越しをお待ち申し上げております。

アートフェア京都
会期:5月 7日 (月)、8日 (土)、9日 (日)
会場:ホテルモントレ京都
   〒640-8161 京都市中京区烏丸三条南
部屋番号:414

出品予定作家:清野祥一亀谷光路小谷浩士
       三浦篤正松井憲作松永久彦
       鈴木淳夫中野克俊近藤晃弘

Marie Contemporary Art Fair 2010

今年もMarie Contemporary Art Fair (MCAF) を開催することとなりました。
アートフェアには見る側、作る側、売る側、そして買う側といろいろな人が
参加するわけですが「そもそもアートフェアとは何なのか」を
もう一度考えてみるべき時なのではないかと思い、
このMCAFを始めました。今回で第三回目になります。

名古屋で現代美術のアートフェアが16年間も開催されていたことを、
皆様はご存知でしょうか?
当ギャラリーが事務局を勤め、1988年から2003年まで
この名古屋にて毎年開催されていました。
東京や北海道などさまざまな県より参加いただきました。
当時は若くて無名だったギャラリーさんのなかでも
今はご活躍目覚ましい方々も多数いらっしゃいます。
歴史を感じずにはいられません。。。
しかし、日本ではまだ早すぎたのか、2003年に幕を降ろしたわけです。

現在の日本国内では、こんな小さな島国にもかかわらず
アートフェアが多数開催されています。
なぜでしょうか?日本の文化レベルが上がったということになるのでしょうか?
ふっと考えさせられることがあります。
画廊は基本的に作品を展示販売する場所ですが、
現状というものを考えながら、企画展によって世の中になにか問いかけることも
一つの役割のような気がします。






2010年4月13日火曜日

春の4つのお知らせ

お花見会は満喫されましたか?
桜は満開よりも、ピンクのなかに新緑の鮮やかな色が入っていた方が綺麗な気がします。
東京ですと隅田川沿いを今時期歩くと楽しいですね。
今日の名古屋はとても暖かく、湿気が少し多いです。すでに初夏を思わせます。。。

さて、Gallery Kozukaより4つのお知らせです。
お誘い合わせの上、是非おでかけください。


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ギャラリーズ アーティスツ
Gallery's Artists 展 

会期:4月12日 (月)〜17日 (土) 
会場:Gallery Kozuka, Space Gray & White
URL:http://kozuka.art758.com



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マリー コンテンポラリー アートフェア
Marie Contemporary Art Fair 2010
NAGOYA to TOKYO 


マリー コンテンポラリー アートフェア
会期:4月19日 (月)〜5月1日 (土) 
会場:Gallery Kozuka, Space Gray & White
URL:http://kozuka.art758.com/mcaf



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アートフェア 京都
Art Fair KYOTO 

アートフェア京都
会期:5月 7日 (月)、8日 (土)、9日 (日)
会場:ホテルモントレ京都
   〒640-8161 京都市中京区烏丸三条南
部屋番号:414
URL:http://www.artfairkyoto.com/#/gallery_414



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マリー ギャラリー
Marie Gallery / TOKYO

有)ウエストベスギャラリーの東京店として
東京都中央区日本橋浜町にて
6月にオープン予定です!!
本店であるGallery Kozukaと連携し、
才能あふれる作品を名古屋と東京にてご覧いただきます。
URL:http://mariegallery.com

2010年2月8日月曜日

松井憲作(まつい けんさく) 個展

2月8日 (月)から20日 (土)まで、松井憲作の個展を
Gallery KozukaのSpace WhiteとSpace Yellowにて
開催いたします。


松井氏は神戸在住なのですが、名古屋の当ギャラリーにて
1980年頃から第一線を走り続けています。
グループ展は関西を中心に多数参加しています。

作風は、紙やキャンバスに
墨や水彩、色鉛筆を用いて描いた静物画。。。のようですが
静物画として描いているわけではありません。
物体というよりむしろ、物体の周りの空気感を表現している作品です。
だからこそ、物自体のたたずまいも引き出され、
凛とした空気感が感じられるのですね。

松井憲作の作品を嗜むための重要なポイントを2つ、簡単にお教えします。

下の作品では、湯飲みと植物がみてとれます。


松井憲作、和紙に墨、紙サイズ:38x54(cm)、2003年
※木の額に入れて展示しています 額サイズ:48x63.5(cm)

ポイント1:「影」
気づいた方もいらっしゃると思いますが、
物が置かれている面の影は描いてありません。
その理由のひとつは、松井氏曰く、
日本古来の描き方をすると影はないことのほうが普通であって、
影を加え出したのは西洋の方法が取り入れられてからだ
ということです。
影は何故必要かということを考える。。。
確かに、明治までの日本の絵画を思い出してみると
影ってありませんよね。。。
もちろん絵巻物などでは影を見たことないですし。

ポイント2:「浮遊感」、「不安定感」
影を描かないことによって鑑賞者に与えられることは
物の浮遊感と画面全体の不安定感です。
それらにより、物をとりまく空気を立体的に
一層感じることができます。
紙上の三次元ですね。


松井憲作、和紙に墨、紙サイズ:105x70(cm)、2005年

さらに、作品の紙自体を斜めにすることにより、
不安定感が増します。
というより、部屋の中に動きがでておもしろいですね。


その他のポイントはまた来週書きたいと思います。
まずは2点をおさえて、心のゆとりがほしいとき、
または心のゆとりがあるときに
ゆっくりと堪能していただきたいです。

画面が語り過ぎない静かな作品は、
日常の折に触れ、いろいろなことを考えさせてくれます。
そして気づくことができます。
とても何気ないけど、無いと不思議な感覚のする「影」。
あたりまえだけど、重力に逆らうと不安定に感じることなど、
考えれば考える程世界は広がり、
実は世の中っておもしろいことにあふれてるんだなぁと
しみじみ思えてきます。


代表作品やバイオグラフィー等をご覧頂くことができます。


松井憲作 展、是非ご高覧ください。

2010年1月27日水曜日

鈴木淳夫(すずき あつお) 個展

1月25日 (月)から2月6日 (土)まで、鈴木淳夫の大個展を
Gallery Kozukaの全館を使用して開催いたします。


2003年より当ギャラリーにて毎年開催される個展では、”彫る”という行為により
何気ない出来事だけれど自分を形作る日々の思い出、
そして近い未来、遠い未来への希望を作品へ刻んでいます。
彫刻刀で刻むときの心の動きによって、画面へ彫り込む箇所、
彫り方、力の入れ方などが変化します。
刻まれた点は鈴木淳夫の心の一部です。それらが集まっていくことにより
互いに影響し合いながら、心の情景を作り上げていきます。


パネル、布、アクリル絵の具、240x240x5 (cm)、2003年



個展風景(三原色)2009年


本展では、全作新作、そして新シリーズを発表いたしております。
”彫る”ことを基軸に、今までは”色”をテーマにしてまいりました。
そして今回は”彫る”、”色”を踏まえ、
さらに心と人の関係を追求し、表現しています。


個展風景、2010年(現在展示 - Space Gray)

画面に表れているモノと、制作している鈴木の心の動きは
まったく関係がありません。今回のシリーズにおいても、
モノを描くことは重要ではないのです。
人がモノをモノとして認識する時は、心の動きによって
曖昧であったり、誇張されていたりします。
姿形、モノの種類、色などを自分の蓄積された知識だけで
おおまかに判別しているのであって、
個々のモノ自体を正確に捉えることは
少ないのではないでしょうか。

皆様、すなわち受け手の心の動き、作り手の心の動き、
表れているモノ、色、彫る行為、
それらすべてが作用することにより
この展覧会は完成されます。

これまでの代表的な作品や略歴をご覧頂くことができます。

ご高覧いただきますよう、宜しくお願い申し上げます。

2010年1月16日土曜日

弐千十年睦月展

Gallery Kozukaの2010年の営業が始まり、一週間が経ちました。
もう一週間。。。今年も光陰流水、矢の如しとなりそうです。

名古屋は大晦日から雪で、お正月はとても寒かったです。
この一週間も雪を感じる風が吹き、空の色もグレーで。。。
節分過ぎまではこんな感じですね。冬を実感する月です。

そんななか、多くの方に睦月展をご覧頂いておりまして
誠にありがとうございます。

「寒いし外にはなかなか出られないよ」とおっしゃる方は、
まずは各作品の写真を、どうぞホームページ上にてご覧くださいませ。
作品が70点近くございますので、こたつに入りながら
ゆっくりとお楽しみいただけますと幸いです。
(以下、睦月展の各部屋へのリンクとなります)

弐千十年睦月展 Space Gray Space White


来週の1月22日 (金)まで開催しております。
どうぞご高覧賜りますよう、お願い申し上げます。

2010年1月1日金曜日

明けましておめでとうございます: 2010年

皆様、明けましておめでとうございます!
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

Gallery Kozukaの新年最初の展覧会は1月9日 (土)からの
弐千十年 睦月展からとなります。

毎年恒例となっている睦月展ですが、
今回も70名近くの作家が参加しております。
弐千十年 睦月展のホームページでは、各作家の名前をクリックすると
以前の個展やオフィシャルホームページ等に飛ぶことができます。


皆様お誘い合わせの上、どうぞご高覧賜りますようお願い申し上げます。

楽しいお正月をお過ごしください!