2012年8月30日木曜日

もう八月も終わり。。。祭りも終わり。。。

田貫湖から見た富士山、2012年8月

残暑お見舞い申し上げます。

もう八月も終わりですね。。。
「暑いー!汗がでるー!エアコンの温度下げるー!」という
ルーティーンもそろそろなくな。。。って欲しい。

今年の夏はどう過ごされましたか?
お盆はなにかと忙しいですよね。
でも、夏にしかできないこと、できましたか?
日本の山々もさぞにぎわったことでしょうね。

弊社東京店Marie Galleryのあります、東京の日本橋浜町付近も
夏は盆踊りイベントがあちこちで開催されています。
把握しきれないし、突然盆踊り会場が目の前にある。。。
という感じでした。


上の写真は、浜町のお隣の人形町の盆踊り大会です。
大会といっても、町内(ブロック?)主催のもので、
道路におもむろに櫓があり、太鼓も生演奏です。
そして、そのまわりに浴衣の人々が踊っています。
夜店もなにもないのに、人数は少なくありません。
東京の人はお祭好きと言われてますが、本当だなと思わされます。
でも、こういう文化は続いたほうがいいですよね。




そして、こちらの写真はMarie Galleryから徒歩2分の
浜町公園です。これも町内の盆踊り大会です。
















「踊れないから。。。」と言いつつも、手に花笠を渡され
音楽がなると全員が花笠音頭を踊ることができる!
さすがだと思わされました。

そして次が中央区の盆踊り大会です。
(浜町公園とそのグラウンドで開催。)
















今年は2日間開催された、この大会。。。
櫓のまわりでは何重にも輪が広がり、楽しそうに踊っています。
来年は浴衣で参加しようと思います。

8月12日は、永代橋の上で54基の御神輿が飛び跳ねるという、
富岡八幡宮例大祭(通称:深川八幡祭り)』が開催されましたね。
いつか生で見てみたいです。

そしてフっと名古屋のことを思い出します。
以前に比べて、お祭りがなんだかとても
おとなしくなったと思います。盆踊りも、子供からお年寄りまで
幅広い人々が集っているのを見かけません。
有名なお祭り以外でも、もっとにぎわうようになるといいのですが。
各都市の民俗学的な見地から祭りについて調べるのも
おもしろそうです。

せっかく日本にいるならば、日本各地の文化をもっと楽しみたい!!
来年は是非7月下旬と8月に、盆踊り大会とMarie Galleryを訪ねてみて下さいね。





2012年7月3日火曜日

『Ayahuasca』by Mark Pulsford


展覧会名:Ayahuasca
作家:Mark Pulsford
会期:2012年7月2日 (月)~7月7日 (土) ※休廊:日曜
会場:Gallery Kozuka (ギャラリー コヅカ)、 Space White
HP:http://kozuka.art758.com/

現在『Gallery's Artists 2012』と同時開催にて
Mark Pulsfordによる個展『Ayahuasca』を
開催致しております。



Mark Pulsford (マーク パルスフォード)氏は
ニュージーランド在住の作家です。
4年前の来日の折、名古屋の雰囲気と当画廊の空間を
とても気に入っていただいたことがきっかけとなりました。
そして、今年で個展は3回目となります。
展示形体は映像インスタレーションのようですが、基本的には
作曲、ダンスの振り付け、映像自体を全て自身で手掛けています。
演奏は主に、
Auckland Philharmonia (オークランドフィルハーモニー)、
New Zealand Symphony Orchestra (ニュージーランド交響楽団)が
担当しています。


本展のタイトル『Ayahuasca』は、ペルーのジャングルで
シャーマンが行う儀式に使われる植物の名前です。
本編に登場するダンサーの一人は、実際に
その儀式に参加したことがあるそうです。
作品は以下の3つのパートに別れています。
" Shaman " /  " Animist Spirits " / " Free Spirits"
非常に物語性が強く、トンボや豹の精霊もでてきて面白い作品です。


また、この作品のなかのダンスは、
ニュージーランドでは広く知られている
コンテンポラリーダンスの祭典Tempo "にて上演予定です。


作家は来日しておりますので、会期中在廊致しております。
是非この機会に作家とお話ししてみてくださいね。
とても楽しいかたですよ。

Gallery's Artists 2012 @ Gallery Kozuka 開催中!


展覧会名:Gallery's Aritsits 2012 @ Gallery Kozuka
参加作家 (9名):
鈴木淳夫三浦篤正亀谷光路小塚康成可知井英敬
田中恒光近藤晃弘伊藤壽美今岡祐介(順不同)
会期:2012年7月2日 (月)~7月14日 (土) ※休廊:日曜
会場:Gallery Kozuka (ギャラリー コヅカ)、 Space Gray
HP:http://kozuka.art758.com/


このブログの更新もとても久しぶりです。。。
ご無沙汰しております。皆様いかがお過ごしでしょうか?
今日の名古屋は昨夜から土砂降りです。比較的涼しいのが救いです。

実は今年も6月中旬にスイスのバーゼルへ行ってきました。
そのレポートを書こうと思いつつ今日に至ります。
また後日ご紹介できたらと思います。



さて、昨日よりGallery Kozukaにて
Gallery's Aritsits 2012』を開催致しております。
今回は若手作家9名により構成いたしました。

 『Gallery's Aritsits 2012』、会場風景@Gallery Kozuka、2012年


そのなかから『可知井 英敬 (かちい ひでたか)』氏を
ご紹介したいと思います。
2011年7月に当画廊にて初個展を開催し、今年2月には
東京店であるMarie Galleryにて三人展『THE NAGOYA SHOW』へ
参加しました。個展を始めるまでは、ニューヨークへ留学して
現代美術の発信源を体感し、有名無名かかわらず
現地の画廊に道場破りよろしく突撃プレゼンをし、
経験値を上げました。帰国後、
さまざまな展覧会等へ積極的に参加しました。
そして、”個展”というものの大切さを改めて知ったと、
可知井氏は言います。


  “Karma.” キャンバスに油彩, 91x91x2.5cm, 2011年

  可知井 英敬 個展、会場風景、Gallery Kozuka、2011年


まだ個展を始めて数年ですが、軸はぶれることなく、
作風はどんどん進化しています。
たとえば、まるで標本を作るかのように、出会った人の表面、内面を
シンプルに表し、一人を一つの作品として
サンプリングしているシリーズも好評です。

そして、今月16日からは2回目となる個展が名古屋にて始まります。
今回は新作ももちろんですが、新しい展開もご覧頂く予定です。
名古屋、東京にてファンも着実に増えております。
どうぞご期待ください!

展覧会:可知井 英敬 個展
会期:2012年7月16日 (月)~7月28日 (土) ※休廊:日曜
会場:Gallery Kozuka (ギャラリー コヅカ)、 Space White


次回は、現在開催中のMark Pulsford氏の個展
『Ayahuasca』について書きたいと思います。

2012年2月7日火曜日

東京駅から浜町までの、勝手にお散歩ガイド?

2012年になり、もう2月も半ばですね。早いです。
Gallery Kozukaが東京店Marie Gallery (マリー ギャラリー)を出店して
今年で2年になります。これもまた早いものです。
おかげさまでMarie Galleryもいろいろな方にご来廊いただくようになりました。
ありがとうございます!!
名古屋や遠方よりお越しの方には、東京はごちゃごちゃしている印象が強いですね。
どのように行き先を決めると動き易いのか
計画をしようとしてもメゲる。。。と、うかがいます。

そこで、Marie Galleryの近辺などを少しご紹介したいと思います。
位置は、中央区日本橋浜町になります。
江戸八百八町はこの辺が始まりの地だそうです。
近くには隅田川が流れています。
東京駅から歩いても、実は女子の足で20~25分程度で到着します。
ただし、ルートを知らないとそうもいきませんよね。

ですので今回は、東京にお住まいの方以外の皆様へ
東京駅から浜町界隈へのお散歩ルートをご案内します。
※以下は、美術巡り主体ではない、楽しいお散歩ルートだと思ってくださいね。

詳細はまた後日として、「へー こういう街なのか」という程度に
おわかりいただければと思います。
地図をご覧いただきながらお読みくださることをお勧めします。


東京駅は『八重洲北口』もしくは『日本橋口』から出ることを
お勧めします。『八重洲北口』は、改札を抜けると
駅ビル的に大丸デパートがあります。
そこを通り抜けると大通りにでます。(東京に来たなという感じがします。)
一方『日本橋口』は、駅前らしい雑踏感があまりないです。
ただ、そこから歩くには便利だと思います。人ごみを通ることもないですよ。

では、その二つのルートで何が違うかというと、
立ち寄るところが増えるかどうかです。
『八重洲北口』から出るならば、大丸デパートはもちろんですが、
日本橋高島屋や少し足を伸ばしてブリジストン美術館も
立ち寄ることができます。
『日本橋口』からでると、それらを省略し、
二つのルートが重なる日本橋へ直接行くことになります。
この日本橋は、その名前がついている『橋』のことです。

日本橋と麒麟像(下に流れているのは日本橋川)

最近、日本橋は映画などでも取り上げられているので、
先日も橋の上は大勢の人がいました。
日本橋から隅田川へ続いている日本橋川を
見ることもできますし、歴史を感じることができます。
その日本橋のたもとから船が出ていて、
30分くらいで日本橋界隈クルーズもできるようです。情緒がありますね。
この橋を渡ると、左前方には日本橋三越が構えています。その奥には、
三井記念美術館千疋屋パーラーのあるビルがあります。
その迎え側には、奈良県等の物産館やコレド室町など
最近できた商業ビルが並んでいます。

では少し道を戻って。。。日本橋を渡るとすぐに三叉路があります。
一番右の、日本橋川に沿う道を行きましょう。
道なりにまっすぐ歩いて5分ほど行くと、
知らない間に『人形町』に突入しています。
そして人形町の交差点に当たります。
人形町は、ぶらぶらと歩くにはおもしろい町です。
ここのところ小説や映画、ドラマの舞台で使われているので
遊びにきている人が増えています。
人形町商店街は、落ち着いた雰囲気があります。
老舗のお店、食堂も多くあります。

人形町を通り抜けたところに『浜町』があります。
(ちなみに、人形町を南へ歩くと安産祈願で有名な水天宮があります。)
人形町から浜町にかけて、七福神めぐりができる神社が点在しています。
また、人形町から浜町へあるく際には、甘酒横町を通るのも面白いです。
甘酒横町をそのまま歩くと、途中に緑道があります。
緑道は、春には桜が満開になります。弁慶像もたっています

弁慶像と浜町中の橋の緑道

緑道を渡ると、すぐに和菓子の銀座あけぼの店があります。
銀座あけぼのの製造者ラベルを見ると、住所が日本橋浜町二丁目となっています。
名前には銀座がついていますが、浜町のお土産を買いに寄ってみるのもいいですね。
そして、少し歩くと大通りに出ます。目の前には明治座があります。
明治座の前には、色とりどりの俳優さん、
女優さんののぼりがはためいています。

その道をまっすぐに行くと、浜町公園につきあたります。
中央区にあるわりに、けっこう大きな公園です。
春は花見ができたり、夏は盆踊り大会があります。
中央区のスポーツセンターもあるので、毎日人が多く来ています。

浜町公園は、都営新宿線の浜町駅出入り口がすぐ前にあります。

2011年の盆踊り大会は大盛況でした。

この浜町公園まで来たら、Marie Galleryはすぐそばです!!
徒歩2分くらいでしょうか。
このお散歩ルートで寄り道して、楽しみながら歩くと、
20分では画廊に着けませんので。。。
他にもまだご紹介したいところはありますが、
それはまた後日書くことにします。
次回はもっと写真を載せたいと思います。