2010年4月30日金曜日

Marie Contemporary Art Fair 2010

今年もMarie Contemporary Art Fair (MCAF) を開催することとなりました。
アートフェアには見る側、作る側、売る側、そして買う側といろいろな人が
参加するわけですが「そもそもアートフェアとは何なのか」を
もう一度考えてみるべき時なのではないかと思い、
このMCAFを始めました。今回で第三回目になります。

名古屋で現代美術のアートフェアが16年間も開催されていたことを、
皆様はご存知でしょうか?
当ギャラリーが事務局を勤め、1988年から2003年まで
この名古屋にて毎年開催されていました。
東京や北海道などさまざまな県より参加いただきました。
当時は若くて無名だったギャラリーさんのなかでも
今はご活躍目覚ましい方々も多数いらっしゃいます。
歴史を感じずにはいられません。。。
しかし、日本ではまだ早すぎたのか、2003年に幕を降ろしたわけです。

現在の日本国内では、こんな小さな島国にもかかわらず
アートフェアが多数開催されています。
なぜでしょうか?日本の文化レベルが上がったということになるのでしょうか?
ふっと考えさせられることがあります。
画廊は基本的に作品を展示販売する場所ですが、
現状というものを考えながら、企画展によって世の中になにか問いかけることも
一つの役割のような気がします。