2013年1月14日月曜日

今年も宜しくお願い申し上げます!

新年も明けて二週間、早いものです。一年過ぎるのもまた早いだろうなと思うのは、歳をとってきた証拠かと実感します。

@神田 やぶそば

ギャラリーコヅカでは毎年、新年第一回目の展示は『萌月のアート』展から始まります。(卯年だけ作品テーマをうさぎとして、『うさぎ展』的なものになります。)この初日を終えると、やっと正月が明けた気がします。

『萌月のアート』展は、総勢約50名ほどの作家の作品を一人一点ずつ出品するグループ展です。価格も5万円以下と決まっています。いろいろな作品を一同に見ると、これは好き・好きじゃないという自分の趣味がはっきりします。それが美術を遊ぶにはとても必要なことです。

東京店のマリーギャラリーでは、『初春展』(1月18日 金〜2月2日 土)を開催いたします。こちらも新春に開催するグループ展となります。名古屋を主に、東海地区で活躍する作家にて構成されます。東京にナゴヤディストリクトを作りつつあります。。。


今年も宜しくお願い申し上げます。

有限会社ウエストベスギャラリー
                       

2012年8月30日木曜日

もう八月も終わり。。。祭りも終わり。。。

田貫湖から見た富士山、2012年8月

残暑お見舞い申し上げます。

もう八月も終わりですね。。。
「暑いー!汗がでるー!エアコンの温度下げるー!」という
ルーティーンもそろそろなくな。。。って欲しい。

今年の夏はどう過ごされましたか?
お盆はなにかと忙しいですよね。
でも、夏にしかできないこと、できましたか?
日本の山々もさぞにぎわったことでしょうね。

弊社東京店Marie Galleryのあります、東京の日本橋浜町付近も
夏は盆踊りイベントがあちこちで開催されています。
把握しきれないし、突然盆踊り会場が目の前にある。。。
という感じでした。


上の写真は、浜町のお隣の人形町の盆踊り大会です。
大会といっても、町内(ブロック?)主催のもので、
道路におもむろに櫓があり、太鼓も生演奏です。
そして、そのまわりに浴衣の人々が踊っています。
夜店もなにもないのに、人数は少なくありません。
東京の人はお祭好きと言われてますが、本当だなと思わされます。
でも、こういう文化は続いたほうがいいですよね。




そして、こちらの写真はMarie Galleryから徒歩2分の
浜町公園です。これも町内の盆踊り大会です。
















「踊れないから。。。」と言いつつも、手に花笠を渡され
音楽がなると全員が花笠音頭を踊ることができる!
さすがだと思わされました。

そして次が中央区の盆踊り大会です。
(浜町公園とそのグラウンドで開催。)
















今年は2日間開催された、この大会。。。
櫓のまわりでは何重にも輪が広がり、楽しそうに踊っています。
来年は浴衣で参加しようと思います。

8月12日は、永代橋の上で54基の御神輿が飛び跳ねるという、
富岡八幡宮例大祭(通称:深川八幡祭り)』が開催されましたね。
いつか生で見てみたいです。

そしてフっと名古屋のことを思い出します。
以前に比べて、お祭りがなんだかとても
おとなしくなったと思います。盆踊りも、子供からお年寄りまで
幅広い人々が集っているのを見かけません。
有名なお祭り以外でも、もっとにぎわうようになるといいのですが。
各都市の民俗学的な見地から祭りについて調べるのも
おもしろそうです。

せっかく日本にいるならば、日本各地の文化をもっと楽しみたい!!
来年は是非7月下旬と8月に、盆踊り大会とMarie Galleryを訪ねてみて下さいね。





2012年7月3日火曜日

『Ayahuasca』by Mark Pulsford


展覧会名:Ayahuasca
作家:Mark Pulsford
会期:2012年7月2日 (月)~7月7日 (土) ※休廊:日曜
会場:Gallery Kozuka (ギャラリー コヅカ)、 Space White
HP:http://kozuka.art758.com/

現在『Gallery's Artists 2012』と同時開催にて
Mark Pulsfordによる個展『Ayahuasca』を
開催致しております。



Mark Pulsford (マーク パルスフォード)氏は
ニュージーランド在住の作家です。
4年前の来日の折、名古屋の雰囲気と当画廊の空間を
とても気に入っていただいたことがきっかけとなりました。
そして、今年で個展は3回目となります。
展示形体は映像インスタレーションのようですが、基本的には
作曲、ダンスの振り付け、映像自体を全て自身で手掛けています。
演奏は主に、
Auckland Philharmonia (オークランドフィルハーモニー)、
New Zealand Symphony Orchestra (ニュージーランド交響楽団)が
担当しています。


本展のタイトル『Ayahuasca』は、ペルーのジャングルで
シャーマンが行う儀式に使われる植物の名前です。
本編に登場するダンサーの一人は、実際に
その儀式に参加したことがあるそうです。
作品は以下の3つのパートに別れています。
" Shaman " /  " Animist Spirits " / " Free Spirits"
非常に物語性が強く、トンボや豹の精霊もでてきて面白い作品です。


また、この作品のなかのダンスは、
ニュージーランドでは広く知られている
コンテンポラリーダンスの祭典Tempo "にて上演予定です。


作家は来日しておりますので、会期中在廊致しております。
是非この機会に作家とお話ししてみてくださいね。
とても楽しいかたですよ。

Gallery's Artists 2012 @ Gallery Kozuka 開催中!


展覧会名:Gallery's Aritsits 2012 @ Gallery Kozuka
参加作家 (9名):
鈴木淳夫三浦篤正亀谷光路小塚康成可知井英敬
田中恒光近藤晃弘伊藤壽美今岡祐介(順不同)
会期:2012年7月2日 (月)~7月14日 (土) ※休廊:日曜
会場:Gallery Kozuka (ギャラリー コヅカ)、 Space Gray
HP:http://kozuka.art758.com/


このブログの更新もとても久しぶりです。。。
ご無沙汰しております。皆様いかがお過ごしでしょうか?
今日の名古屋は昨夜から土砂降りです。比較的涼しいのが救いです。

実は今年も6月中旬にスイスのバーゼルへ行ってきました。
そのレポートを書こうと思いつつ今日に至ります。
また後日ご紹介できたらと思います。



さて、昨日よりGallery Kozukaにて
Gallery's Aritsits 2012』を開催致しております。
今回は若手作家9名により構成いたしました。

 『Gallery's Aritsits 2012』、会場風景@Gallery Kozuka、2012年


そのなかから『可知井 英敬 (かちい ひでたか)』氏を
ご紹介したいと思います。
2011年7月に当画廊にて初個展を開催し、今年2月には
東京店であるMarie Galleryにて三人展『THE NAGOYA SHOW』へ
参加しました。個展を始めるまでは、ニューヨークへ留学して
現代美術の発信源を体感し、有名無名かかわらず
現地の画廊に道場破りよろしく突撃プレゼンをし、
経験値を上げました。帰国後、
さまざまな展覧会等へ積極的に参加しました。
そして、”個展”というものの大切さを改めて知ったと、
可知井氏は言います。


  “Karma.” キャンバスに油彩, 91x91x2.5cm, 2011年

  可知井 英敬 個展、会場風景、Gallery Kozuka、2011年


まだ個展を始めて数年ですが、軸はぶれることなく、
作風はどんどん進化しています。
たとえば、まるで標本を作るかのように、出会った人の表面、内面を
シンプルに表し、一人を一つの作品として
サンプリングしているシリーズも好評です。

そして、今月16日からは2回目となる個展が名古屋にて始まります。
今回は新作ももちろんですが、新しい展開もご覧頂く予定です。
名古屋、東京にてファンも着実に増えております。
どうぞご期待ください!

展覧会:可知井 英敬 個展
会期:2012年7月16日 (月)~7月28日 (土) ※休廊:日曜
会場:Gallery Kozuka (ギャラリー コヅカ)、 Space White


次回は、現在開催中のMark Pulsford氏の個展
『Ayahuasca』について書きたいと思います。