Gallery Kozukaのスペース3つ (Space White、Gray、Yellow)を使用して開催いたします。
今回のブログは、小谷氏の個展のための前説です。
小谷浩士は大阪に生まれ、愛知県立芸術大学油絵科修士課程を修了しました。
その後、名古屋を拠点として着実に作家活動を行っています。
1982年より、当ギャラリーにて個展をほぼ毎年開催しています。
"DW94C-32" キャンバス、木炭、パステル、194x388 (cm)、1994年
「絵画の方向 '94」大阪府立現代美術センター、撮影者:菊山義浩
製作技法は初期よりパステルや木炭を使用し、
キャンパスを塗りつぶしていくかのように描いていきます。
"領域" キャンバス、アクリル絵の具、パステル、41.2x32 (cm)、1997年
撮影者:長谷川治憲
人は歩行しながら意識と無意識の間を漂っています。
意識では空想や記憶という非現実な世界を思考のなかで巡りながら、
無意識で現実世界を五感によって認識しています。
小谷は絵画のなかの虚構の世界をどのように歩くことができるのか、
絵を描く行為を通して考えています。
キャンバス、木炭、73x73x2 (cm)、2005年
来週から始まる個展では、全て新作新シリーズとなります。
今までの作品から発展しながら、しかしまったく新しい作品です。
小谷浩士の個展は、
Gallery Kozukaにて9月7日 (月)から19日 (土)まで開催いたします。
どうぞご期待ください!
初期からの代表的な作品を、小谷浩士オフィシャルホームページからご覧頂けます。
また、Gallery Kozukaのオンラインストアにもラインナップされております。
合わせてご覧くださいませ。